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名詞

mirage

蜃気楼(しんきろう) 砂漠や暑い道路の上などで、空気の温度差により光が屈折し、遠くの景色が水たまりや別の場所のように見える自然現象を表します。
(比喩)幻想、はかない希望 実現するように見えても、近づくと消えてしまう希望・約束・成功を比喩的に表します。

学習ポイント

まず覚える表現

a mirage in the desert

砂漠の蜃気楼

覚え方

mir(見る)の仲間

mirror(鏡)、miracle(奇跡)、admire(賞賛する)と同じ mir。『見えるけれど触れない幻』が mirage の核と覚えると意味が定着します。

  • intermediate
  • noun
  • nature
  • metaphor

意味

  • 蜃気楼(しんきろう)

    名詞

    砂漠や暑い道路の上などで、空気の温度差により光が屈折し、遠くの景色が水たまりや別の場所のように見える自然現象を表します。

    The travelers thought they saw water, but it was just a mirage.

    旅人たちは水を見たと思ったが、ただの蜃気楼だった。

  • (比喩)幻想、はかない希望

    名詞

    実現するように見えても、近づくと消えてしまう希望・約束・成功を比喩的に表します。

    • figurative

    His promises of wealth turned out to be a mirage.

    彼の富についての約束は、結局はかない幻想にすぎなかった。

例文

  • Tired travelers often see mirages in the desert.

    疲れた旅人はしばしば砂漠で蜃気楼を見る。

    • 砂漠
    • intermediate
  • On hot summer days, distant roads can look like a shimmering mirage.

    暑い夏の日には、遠くの道路がゆらめく蜃気楼のように見えることがある。

    • ドライブ
    • intermediate
  • Economists warned that the rapid growth was a mirage.

    経済学者たちはその急成長は幻想だと警告した。

    • 経済
    • advanced
  • True happiness is not a mirage; it just takes time to find.

    本当の幸せは幻ではなく、ただ見つけるのに時間がかかるだけだ。

    • 個人の経験
    • advanced

使い方

  • 原義は気象現象

    本来は砂漠や夏の道路で見える光の現象を指しますが、現代英語では比喩用法のほうが日常で多用されます。

  • illusion との違い

    illusion は『錯覚・幻覚』全般を表す広い語。mirage は特に『遠くから見えるのに近づくと消える』というイメージが核です。

  • 前置詞は in / of

    『砂漠の中で蜃気楼を見る』には see a mirage in the desert、『〜の幻想』には a mirage of ... の形を使います。

  • 発音はフランス語風

    フランス語起源で、語尾は /ʒ/(ジュ)と柔らかく発音します。/məˈrɑːʒ/(ミラージュ)。

コロケーション

  • a mirage in the desert

    砂漠の蜃気楼

    The lake was just a mirage in the desert.

    その湖は砂漠のただの蜃気楼だった。

  • see a mirage

    蜃気楼を見る

    He thought he saw a mirage on the hot road.

    彼は熱い道路の上に蜃気楼を見たと思った。

  • turn out to be a mirage

    幻と判明する

    Their dream of quick success turned out to be a mirage.

    彼らの早期成功の夢は幻だと判明した。

  • shimmering mirage

    ゆらめく蜃気楼

    A shimmering mirage appeared on the horizon.

    ゆらめく蜃気楼が地平線に現れた。

語源

French

mirage : 見えるもの、幻影

フランス語 mirage(mirer『見つめる』から)に由来します。さらにラテン語 mirari(驚きながら見る)にさかのぼり、admire(賞賛する)、miracle(奇跡)、mirror(鏡)と同じ語族です。元のイメージは『驚きながら見える幻』。

語形変化

  • miracle

    名詞 / 奇跡

    同じ語根 mir(驚いて見る)から派生した関連語。

  • mirror

    名詞 / 鏡

    同じ語根の親戚で、ともに『見る・映る』のイメージ。

覚え方

  • root

    mir(見る)の仲間

    mirror(鏡)、miracle(奇跡)、admire(賞賛する)と同じ mir。『見えるけれど触れない幻』が mirage の核と覚えると意味が定着します。

  • image

    砂漠の水たまり

    砂漠で遠くに見える水たまりが、近づくと消えてしまう場面を思い浮かべると、mirage の意味と比喩の両方が一気に頭に入ります。

ミニストーリー

After hours of walking in the desert, Hiro thought he saw a clear blue lake in the distance. He almost ran toward it, but a guide gently held his arm. "That's a mirage," she said with a smile. They kept walking, and the lake disappeared as they approached. Hiro later wrote in his journal that some hopes in life are like mirages — beautiful from far away, but vanishing when we draw near.

砂漠を何時間も歩いたあと、ヒロは遠くに澄んだ青い湖を見たと思った。彼は思わず駆け出そうとしたが、ガイドがそっと腕をつかんだ。「あれは蜃気楼よ」と彼女は微笑んで言った。二人が歩き続けると、湖は近づくにつれて消えていった。ヒロは後に日記に書いた——人生のいくつかの希望は蜃気楼のようなものだ、遠くからは美しく見えるが、近づくと消えてしまう、と。