注意する形
誤 Thee are my friend.
Thou art my friend.
主語の位置に来るのは thou です。thee は目的語専用なので、主語にすると古文としても誤りです。
学習ポイント
注意する形
誤 Thee are my friend.
Thou art my friend.
主語の位置に来るのは thou です。thee は目的語専用なので、主語にすると古文としても誤りです。
覚え方
聖書・シェイクスピアの『thee』
thee = 古い『you』と覚え、聖書の祈りや「I love thee」のフレーズをひとつ思い浮かべると忘れにくいです。
thee は古い英語の二人称単数代名詞 thou の目的格で、現代英語の you(目的語)にあたります。聖書、シェイクスピアの戯曲、古い詩や賛美歌でよく出てきます。現代の日常会話では使いません。
I love thee with all my heart.
私は心の底からあなたを愛している。
アメリカのクエーカー教徒の一部の家庭では、20世紀まで thee を親しい相手に対する代名詞として日常的に使う習慣がありました。
Friend, may I sit beside thee?
友よ、あなたのとなりに座ってもよいですか?
Blessed art thou among women, and blessed is the fruit of thy womb. I shall always remember thee.
あなたは女のうちで祝福された方です。私はいつでもあなたを心に留めます。
Shall I compare thee to a summer's day?
君を夏の日にたとえてもよいだろうか。
We thank thee for the food before us.
目の前の食べ物をくださり、あなたに感謝します。
How do I love thee? Let me count the ways.
あなたをどれほど愛しているか?その数え方をお話ししましょう。
thee は現代英語の会話・ビジネス文書では使いません。古文・聖書・詩・宗教的な場面でだけ出てきます。
古い英語の二人称単数は、主格 thou(汝は)、目的格 thee(汝を/に)、所有格 thy(汝の)、所有代名詞 thine(汝のもの)です。thee は文の中で動詞や前置詞の目的語の位置に置きます。
中世英語では thou / thee は親しい相手や目下の人に、you は目上の人や複数の相手に使うのが本来の使い分けでした。現代英語では you がすべての場面を引き受けています。
誤: Thee are my friend.
正: Thou art my friend.
主語の位置に来るのは thou です。thee は目的語専用なので、主語にすると古文としても誤りです。
誤: I gave thee book to him.
正: I gave thy book to him.
「あなたの本」は所有格の thy を使います。thee は所有を表せません。
þē : 汝を、汝に
古英語の二人称単数代名詞 þū(thou)の目的格 þē に由来します。中英語を経て thee となり、17世紀以降に日常会話から消えていきました。
代名詞 / 汝は(主格)
現代英語の you(主語)にあたる古い形。
限定詞 / 汝の
your にあたる古い所有格。
代名詞 / 汝のもの
yours にあたる古い所有代名詞。母音の前では thy の代わりに thine を使うこともあります。
thee = 古い『you』と覚え、聖書の祈りや「I love thee」のフレーズをひとつ思い浮かべると忘れにくいです。
thou・thee・thy・thine はすべて th- で始まる二人称の仲間。「主格 thou → 目的格 thee」の順で覚えると整理しやすいです。
アルファベット順の索引から、前後の単語やほかの単語も確認できます。
意味、例文、使い方などで気づいた点があれば送れます。