まず覚える表現
oblivious to ...
〜に気づいていない
学習ポイント
まず覚える表現
oblivious to ...
〜に気づいていない
注意する形
誤 He is oblivious about the danger.
He is oblivious to the danger.
前置詞は to が標準です。about は通常合いません。
覚え方
oblivion(忘却)と仲間
oblivion は「忘却」。oblivious は「忘れているように気づかない」という形容詞だと結びつければセットで覚えられます。
そばで何が起きているかにまったく気づかず、注意が向いていない状態を表します。oblivious to / of のあとに「気づいていない対象」を置きます。
He walked into the meeting oblivious to the tension in the room.
彼は部屋の張り詰めた空気に気づかぬまま、会議室に入っていった。
本来の古い意味で「忘れた状態」を表しますが、現代英語ではあまり使われず、「気づいていない」が中心の意味です。
She seemed oblivious of the promise she had made years ago.
彼女は何年も前にした約束を忘れているようだった。
She listened to music, completely oblivious to the announcement.
彼女は音楽を聞いていて、車内放送にまったく気づいていなかった。
The children played happily, oblivious to the storm outside.
子どもたちは外の嵐に気づかず、楽しそうに遊んでいた。
He was oblivious to the fact that his colleagues were annoyed.
彼は同僚たちが苛立っていることに気づいていなかった。
The runner kept going, oblivious to the cheering crowd.
そのランナーは歓声を上げる観衆に気づかぬまま走り続けた。
現代英語では oblivious to ... が最も自然です。oblivious of も使われますが、ややかたく古風です。
unaware は中立的に「知らない・気づいていない」状態を指し、oblivious は「明らかにあるはずのことに気づいていない」少し驚いた感じや、批判的なニュアンスを持つことがあります。
ignorant は「知識がない」ことを批判的に言う語。oblivious は「いま気づいていない」「目に入っていない」感覚で、必ずしも教養不足を意味しません。
blissfully oblivious(幸せそうに気づかない)はよく使う表現で、「悪い状況にあるのに本人は気にしていない」皮肉な使い方をします。
誤: He is oblivious about the danger.
正: He is oblivious to the danger.
前置詞は to が標準です。about は通常合いません。
誤: I'm oblivious of math.
正: I'm not good at math.
oblivious は「知識がない」という意味ではありません。能力不足には not good at などが自然です。
〜に気づいていない
He was oblivious to her feelings.
彼は彼女の気持ちに気づいていなかった。
幸せそうに気づかないでいる
She was blissfully oblivious to the trouble around her.
彼女は周りで起きていた問題に気づかず、幸せそうにしていた。
まったく気づいていない
He was completely oblivious to the time.
彼は時間にまったく気づいていなかった。
気づいていないように見える
She seemed oblivious to his hints.
彼女は彼のほのめかしに気づいていないようだった。
ob-(覆って)+ liv(忘れる)+ -ous(〜の性質)で「忘れて覆われた状態の」=「気づいていない」となります。
対して、覆って
「方向」「覆う」「対立」などのニュアンスを与える接頭辞。
〜の性質を持つ(形容詞化)
名詞を形容詞にする接尾辞。
obliviosus : 忘れっぽい
ラテン語 oblivisci(忘れる)から派生した obliviosus に由来します。同根の語に oblivion(忘却、無)があります。
副詞 / 気づかずに、無頓着に
walk obliviously past someone のように動詞を修飾します。
名詞 / 気づかないこと、無頓着さ
状態を名詞化した語。文章で批判的に使われることがあります。
名詞 / 忘却、忘れ去られた状態
fall into oblivion で「忘れ去られる」のように使う関連語です。
oblivion は「忘却」。oblivious は「忘れているように気づかない」という形容詞だと結びつければセットで覚えられます。
ヘッドホンで音楽を聴いて、周囲の声に全然気づかずに歩いている人をイメージすると、oblivious のニュアンスが体感的につかめます。
アルファベット順の索引から、前後の単語やほかの単語も確認できます。
意味、例文、使い方などで気づいた点があれば送れます。