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名詞 / 動詞

slave

奴隷、奴隷にされた人 自由を奪われ、他人の所有物のように扱われて、強制的に働かされた人を指す。歴史や人権問題を話すときに使われる、とても重い意味の語。現代では、人を尊重する表現として enslaved person「奴隷にされた人」がよく使われる。
〜に支配されている人、〜のとりこ 習慣・欲望・考え方などに強く支配され、自分でやめにくい状態の人を比喩的に表す。
あくせく働く、奴隷のように働く 長い時間、とても大変な仕事をすること。特に slave away や slave over の形でよく使う。

学習ポイント

まず覚える表現

slave trade

奴隷貿易

注意する形

I am a slave of my company.

I work very hard for my company.

会社で忙しく働くという意味で自分を slave と呼ぶと、大げさで不自然、または不適切に聞こえることがあります。普通は work very hard や be overworked を使います。

覚え方

slave away で覚える

slave away は「長時間あくせく働く」という決まった表現。away は『ずっと続けて』の感じを加えるので、セットで覚えると使いやすい。

  • basic
  • history
  • human-rights
  • sensitive
  • verb
  • noun

意味

  • 奴隷、奴隷にされた人

    名詞

    自由を奪われ、他人の所有物のように扱われて、強制的に働かされた人を指す。歴史や人権問題を話すときに使われる、とても重い意味の語。現代では、人を尊重する表現として enslaved person「奴隷にされた人」がよく使われる。

    • historical
    • sensitive

    Many slaves were forced to work under cruel conditions.

    多くの奴隷にされた人々は、残酷な状況で働くことを強制された。

  • 〜に支配されている人、〜のとりこ

    名詞

    習慣・欲望・考え方などに強く支配され、自分でやめにくい状態の人を比喩的に表す。

    • figurative

    He felt like a slave to his phone.

    彼は自分がスマホのとりこになっているように感じた。

  • あくせく働く、奴隷のように働く

    動詞

    長い時間、とても大変な仕事をすること。特に slave away や slave over の形でよく使う。

    • informal

    She slaved over the report all weekend.

    彼女は週末ずっとその報告書にかかりきりで働いた。

例文

  • The museum tells the stories of slaves who fought for freedom.

    その博物館は、自由を求めて闘った奴隷にされた人々の物語を伝えている。

    • 歴史
    • basic
  • The law made it illegal to buy or sell slaves.

    その法律により、奴隷にされた人を売買することは違法になった。

    • 社会問題
    • intermediate
  • Don't become a slave to other people's opinions.

    他人の意見に支配される人にならないで。

    • 日常会話
    • intermediate
  • We slaved away for hours to finish the project on time.

    私たちはプロジェクトを期限内に終わらせるため、何時間もあくせく働いた。

    • 仕事
    • intermediate

使い方

  • 人について話すときは慎重に使う

    slave は歴史的な暴力や人権侵害に関わる強い言葉です。人を尊重して述べる場合は、a slave より an enslaved person「奴隷にされた人」、slaves より enslaved people「奴隷にされた人々」が好まれることがあります。

  • 比喩表現では a slave to ...

    a slave to habit「習慣に支配されている人」、a slave to fashion「流行のとりこ」のように、何かに強く支配されている状態を表します。やや強い表現なので、軽い状況では addicted to や obsessed with のほうが自然な場合もあります。

  • コンピューター用語では避けられることが多い

    昔は slave device のような技術用語が使われましたが、現在は不快に感じられることがあるため、secondary、replica、worker など別の語に置き換える動きがあります。

よくある間違い

  • 誤: I am a slave of my company.

    正: I work very hard for my company.

    会社で忙しく働くという意味で自分を slave と呼ぶと、大げさで不自然、または不適切に聞こえることがあります。普通は work very hard や be overworked を使います。

  • 誤: Many slaves worked by their own choice.

    正: Many enslaved people were forced to work.

    slave は自由を奪われた人を指すため、by their own choice「自分の選択で」とは意味が矛盾します。強制されたことを明確にするには enslaved people were forced to work が自然です。

コロケーション

  • slave trade

    奴隷貿易

    The book examines the history of the Atlantic slave trade.

    その本は大西洋奴隷貿易の歴史を考察している。

  • slave labor

    奴隷労働、強制的で過酷な労働

    The company denied using slave labor in its supply chain.

    その会社は、供給網で奴隷労働を使っていることを否定した。

  • a slave to habit

    習慣に支配されている人

    My grandfather is a slave to habit and takes a walk at the same time every day.

    祖父は習慣に支配されていて、毎日同じ時間に散歩する。

  • slave away

    あくせく働く

    They slaved away in the kitchen before the guests arrived.

    客が来る前に、彼らは台所でせっせと働いた。

語源

Old French and Medieval Latin

esclave / sclavus : 奴隷、スラヴ人

English slave は Old French esclave を通じて入り、さらに Medieval Latin sclavus にさかのぼる。中世ヨーロッパで一部のスラヴ人が奴隷として売買された歴史から、この語が「奴隷」を意味するようになった。

  • 歴史的背景

    語源は特定の民族名と関係するが、現代英語の slave は民族を限定せず、奴隷状態に置かれた人を指す。

語形変化

  • 原形: slave
  • 三人称単数: slaves
  • 過去形: slaved
  • 過去分詞: slaved
  • 現在分詞: slaving
  • slavery

    名詞 / 奴隷制度、奴隷状態

    制度や状態を表す名詞。

  • enslave

    動詞 / 奴隷にする、自由を奪う

    人を奴隷状態に置く行為を表す動詞。

  • enslaved

    形容詞 / 奴隷にされた

    enslaved people のように、人を尊重して歴史を述べるときによく使われる。

  • slaveholder

    名詞 / 奴隷所有者

    歴史的文脈で使われる語。

覚え方

  • phrase

    slave away で覚える

    slave away は「長時間あくせく働く」という決まった表現。away は『ずっと続けて』の感じを加えるので、セットで覚えると使いやすい。

  • image

    自由を奪われた状態

    slave の中心イメージは『自由を奪われて、他人に支配されている』こと。比喩の a slave to habit も『習慣に支配されている』と考えると覚えやすい。

ミニストーリー

At the museum, Ken read a letter written by an enslaved man. The man had once been called a slave, but he dreamed of freedom every day. Ken felt sad, but he also felt respect. After that, he decided to learn more about history and human rights.

博物館で、ケンは奴隷にされた男性が書いた手紙を読んだ。その男性はかつて奴隷と呼ばれていたが、毎日自由を夢見ていた。ケンは悲しくなったが、同時に尊敬の気持ちも抱いた。その後、彼は歴史と人権についてもっと学ぼうと決めた。