まず覚える表現
scarcely any
ほとんど少しも〜ない
学習ポイント
まず覚える表現
scarcely any
ほとんど少しも〜ない
注意する形
誤 I could not scarcely hear him.
I could scarcely hear him.
scarcely 自体に否定に近い意味があるため、not を重ねると二重否定のようになり不自然です。
覚え方
scarce から覚える
scarce は「少ない」。scarcely は「少ない程度に」から、「ほとんど〜ない」と覚えると理解しやすいです。
量・程度・可能性などがとても小さく、「ほぼない」と言いたいときに使います。否定に近い意味を持つ副詞です。
I could scarcely hear her voice over the noise.
騒音のせいで、彼女の声はほとんど聞こえなかった。
何かが十分とは言えず、ぎりぎり成り立つ程度であることを表します。
There was scarcely enough food for everyone.
全員分の食べ物はかろうじて足りる程度だった。
「scarcely ... when/before」の形で、あることが起きた直後に別のことが起きたことを表します。やや硬い表現です。
Scarcely had we left the house when it began to rain.
私たちが家を出るとすぐに雨が降り始めた。
She was so tired that she could scarcely keep her eyes open.
彼女はとても疲れていて、ほとんど目を開けていられなかった。
The small village is scarcely visible from the road.
その小さな村は道路からはほとんど見えない。
We had scarcely finished the report before the client asked for changes.
私たちが報告書を仕上げた直後に、顧客が修正を求めてきた。
His excuse was scarcely believable.
彼の言い訳はほとんど信じられないものだった。
There is scarcely any time left before the exam.
試験までほとんど時間が残っていない。
scarcely は「ほとんど〜ない」という意味なので、同じ文で not や never を重ねると不自然になりやすいです。例: I can scarcely wait. は「待ちきれない」ではなく文脈により「ほとんど待てない」ですが、日常では I can hardly wait. の方が定型表現としてよく使われます。
scarcely は hardly に近く、やや硬い響きがあります。barely は「ぎりぎり〜する」という意味が強く、最低限は成立している感じを出します。scarcely は「ほとんどない」という不足感を強く表します。
文頭で Scarcely had we arrived when ... のように使うと、助動詞 had が主語の前に来る倒置になります。これは書き言葉やフォーマルな表現でよく見られます。
誤: I could not scarcely hear him.
正: I could scarcely hear him.
scarcely 自体に否定に近い意味があるため、not を重ねると二重否定のようになり不自然です。
誤: There were scarcely people in the room.
正: There were scarcely any people in the room.
数や量が「ほとんどない」と言うときは、scarcely any + 名詞 の形が自然です。
誤: Scarcely we arrived when it started to snow.
正: Scarcely had we arrived when it started to snow.
Scarcely を文頭に置いて「〜するとすぐに」と言う場合、had we arrived のように倒置が起こります。
ほとんど少しも〜ない
There was scarcely any light in the room.
部屋にはほとんど明かりがなかった。
めったに〜ない
He scarcely ever eats breakfast at home.
彼は家で朝食を食べることはめったにない。
ほとんど〜できない
I can scarcely remember what happened that night.
その夜に何が起きたのか、私はほとんど思い出せない。
ほとんど信じられない
The news was scarcely believable at first.
そのニュースは最初、ほとんど信じられなかった。
〜するとすぐに
Scarcely had the meeting started when the fire alarm went off.
会議が始まるとすぐに火災報知器が鳴った。
scarcely は形容詞 scarce「少ない、不足している」に -ly が付いてできた副詞で、「少ない程度に」から「ほとんど〜ない」という意味になります。
副詞を作る接尾辞
形容詞に付いて、「〜に」「〜な程度で」という意味の副詞を作ります。
形容詞 / 少ない、不足している
資源・食料・時間などが十分にないことを表します。
名詞 / 不足、欠乏
水不足・食料不足など、必要なものが足りない状態を表します。
scarce は「少ない」。scarcely は「少ない程度に」から、「ほとんど〜ない」と覚えると理解しやすいです。
scarcely any time「ほとんど時間がない」、scarcely any money「ほとんどお金がない」のように、any と一緒に覚えると使いやすくなります。
Mina opened the fridge after a long day. There was scarcely any food inside, only one egg and a little rice. She was tired, but she made a small meal. After dinner, she smiled because even a simple meal could make her feel better.
ミナは長い一日のあと冷蔵庫を開けました。中には食べ物がほとんどなく、卵一つと少しのご飯だけでした。疲れていましたが、彼女は簡単な食事を作りました。夕食のあと、質素な食事でも気分がよくなるのだと思って笑いました。
意味、例文、使い方などで気づいた点があれば送れます。