まず覚える表現
a sharp retort
鋭い言い返し
学習ポイント
まず覚える表現
a sharp retort
鋭い言い返し
注意する形
誤 He retorted back angrily.
He retorted angrily.
retort 自体に「言い返す」という意味があるため、back を付けると重複して不自然になることがあります。
覚え方
言葉を投げ返すイメージ
相手が投げてきた言葉を、すぐに強く投げ返すイメージで retort = 言い返す と覚えましょう。
批判や失礼な言葉に対して、すぐに強く、または鋭く返事をすること。少し怒った感じや機転のきいた感じを含むことが多いです。
She retorted that the plan was not her idea.
彼女は、その計画は自分の考えではないと言い返した。
相手の発言に対する鋭い返事。特に、批判・からかい・失礼な発言に対して返す一言を指します。
His quick retort surprised everyone at the table.
彼の素早い言い返しに、テーブルにいた全員が驚いた。
化学実験などで、物質を熱して気体を集めたり、蒸留したりするためのガラスや金属の容器。食品の「レトルトパウチ」の語源にも関係します。
The liquid was heated in a glass retort.
その液体はガラス製のレトルトで加熱された。
When his brother teased him, he tried not to retort angrily.
弟にからかわれたとき、彼は怒って言い返さないようにした。
The manager listened calmly instead of making a sharp retort.
マネージャーは鋭く言い返す代わりに、落ち着いて耳を傾けた。
Her clever retort made the class laugh.
彼女の気の利いた言い返しに、クラスのみんなが笑った。
The chemist placed the mixture in a retort and heated it slowly.
化学者は混合物をレトルトに入れ、ゆっくり加熱した。
retort は単なる「返事をする」ではなく、相手の発言に対して鋭く、時には怒って言い返す感じがあります。普通の返事には reply や answer を使う方が自然です。
小説やニュース記事では、直接話法の後に “she retorted” のように使われます。会話では少し硬めで、日常会話では “snap back” や “answer sharply” の方が自然な場合もあります。
英語の retort は「言い返す」が中心的な意味です。日本語の「レトルト食品」は英語では retort pouch food と言うこともありますが、日常では ready-to-eat meal や packaged curry など具体的に言うことが多いです。
誤: He retorted back angrily.
正: He retorted angrily.
retort 自体に「言い返す」という意味があるため、back を付けると重複して不自然になることがあります。
誤: She retorted me.
正: She retorted to me that I was wrong.
retort は普通、直接目的語に人を置きません。相手を示すときは retort to someone、内容を示すときは that 節や直接話法を使います。
鋭い言い返し
She regretted her sharp retort as soon as she said it.
彼女は鋭く言い返した直後に、それを後悔した。
素早い切り返し
His quick retort ended the argument.
彼の素早い切り返しで口論は終わった。
怒って言い返す
Tom retorted angrily when he was accused of lying.
うそをついたと責められると、トムは怒って言い返した。
〜だと言い返す
She retorted that nobody had asked for her opinion.
彼女は、誰も自分の意見を求めていないと言い返した。
ねじる、曲げる
retort はラテン語の『ねじり返す』という考えに由来します。そこから、相手の言葉を『返す』、つまり鋭く言い返す意味になりました。
拷問
体や心を苦しめるという意味で、歴史的に『ねじる』という語根と関係があります。
ゆがめる、曲げる
事実や形を本来の状態から曲げる、という意味です。
ねじ曲げる
顔や体を不自然にねじる、という意味です。
retorquere : ねじり返す、投げ返す
Latin の re-(後ろへ、戻して)と torquere(ねじる)からできた語が、古フランス語を経て英語に入りました。『ねじり返す』という物理的な意味から、言葉を相手に返す『言い返す』という意味に広がりました。
相手が投げてきた言葉を、すぐに強く投げ返すイメージで retort = 言い返す と覚えましょう。
語源的には re が『戻して』、tort が『ねじる』に関係します。『ねじって返す』から『鋭く言い返す』と考えると記憶に残りやすいです。
During a meeting, Mika heard an unfair comment about her work. She wanted to retort at once, but she took a breath first. Then she gave a calm answer with clear facts. Her quiet response was stronger than an angry retort.
会議中、ミカは自分の仕事について不公平な発言を聞きました。すぐに言い返したくなりましたが、まず一呼吸置きました。それから、明確な事実を使って落ち着いて答えました。彼女の静かな返答は、怒った言い返しよりも力がありました。
意味、例文、使い方などで気づいた点があれば送れます。