まず覚える表現
mortal wound
致命傷
学習ポイント
まず覚える表現
mortal wound
致命傷
注意する形
誤 He is a mortal of Tokyo.
He is from Tokyo.
mortal は普通、出身地を表す語としては使いません。『東京の人』と言いたい場合は from Tokyo や a person from Tokyo が自然です。
覚え方
mort は『死』
mortuary(遺体安置所)や mortality(死亡率)にも mort が入っています。mortal は『死に関係する』から『死すべき』と覚えましょう。
人間や生き物が、永遠には生きられず、いつか死ぬ存在であることを表します。哲学的・文学的な文脈でもよく使われます。
All humans are mortal.
すべての人間は死すべき存在だ。
けが、傷、打撃、病気などが死につながるほど深刻であることを表します。特に mortal wound や mortal blow の形でよく使います。
The soldier suffered a mortal wound.
その兵士は致命傷を負った。
mortal enemy(不倶戴天の敵)や mortal fear(非常な恐怖)のように、感情や対立が非常に強いことを表します。
The two families became mortal enemies.
その二つの家族は不倶戴天の敵になった。
神や特別な存在と対比して『死すべき人間』を表します。mere mortal は『ただの人間、普通の人』という意味で、少しユーモラスにも使われます。
Such luxury is beyond the reach of ordinary mortals.
そのようなぜいたくは普通の人間には手が届かない。
People often forget that even the strongest leaders are mortal.
人々は、最も強い指導者でさえ死すべき存在だということを忘れがちだ。
The doctors worked quickly to treat his mortal injuries.
医師たちは彼の致命的なけがを治療するために急いで動いた。
The goddess fell in love with a mortal man.
その女神は人間の男性に恋をした。
After running ten kilometers, I felt like a tired mortal, not a superhero.
10キロ走ったあと、私はスーパーヒーローではなく疲れた普通の人間のように感じた。
For years, the two kings remained mortal enemies.
何年もの間、その二人の王は不倶戴天の敵であり続けた。
mortal は『死に関わる』『死すべき』という広い意味があります。fatal は主に『結果として死を引き起こす』という意味で、事故・病気・ミスなどに使われます。a mortal wound と a fatal wound は近い意味ですが、mortal はやや文語的・劇的に響くことがあります。
mortal を名詞で『人間』という意味に使うと、日常的な person より文学的、またはユーモラスに聞こえます。ordinary mortals や mere mortals の形がよく使われます。
mortal enemy は『命をかけるほどの敵』『非常に激しく憎み合う敵』という意味です。直訳して『死んだ敵』とは考えません。
誤: He is a mortal of Tokyo.
正: He is from Tokyo.
mortal は普通、出身地を表す語としては使いません。『東京の人』と言いたい場合は from Tokyo や a person from Tokyo が自然です。
誤: The accident was mortal for three people.
正: The accident was fatal for three people.
事故が人の死を引き起こしたと言う場合は fatal がより自然です。mortal は wound や injury などと結びつくことが多いです。
誤: She is mortal tired.
正: She is extremely tired.
mortal は通常、tired を強める副詞としては使いません。『とても疲れた』は extremely tired や very tired が自然です。
致命傷
The knight received a mortal wound in battle.
その騎士は戦いで致命傷を負った。
不倶戴天の敵、宿敵
In the story, the prince and the dragon are mortal enemies.
その物語では、王子とドラゴンは宿敵だ。
死ぬほどの恐怖、非常な恐怖
She felt mortal fear when she heard footsteps behind her.
背後で足音を聞いたとき、彼女は死ぬほどの恐怖を感じた。
ただの人間、普通の人
The schedule was too hard for a mere mortal to follow.
その予定は普通の人間がこなすにはきつすぎた。
遺体、亡きがら
The family brought his mortal remains back to his hometown.
家族は彼の遺体を故郷へ連れて帰った。
死
ラテン語の mors(死)に関係する語根で、英語では『死』に関する語に見られます。
不死の、永遠に生きる
im-(否定)+ mortal で『死なない』という意味です。
死ぬ運命、死亡率
人間が死ぬ性質、または一定の集団における死亡の割合を表します。
遺体安置所
死者に関係する場所を表す語です。
mortal は『死』を表す mort と、形容詞を作る -al から成り、『死ぬ性質を持つ』という基本イメージになります。
〜に関する、〜の性質を持つ
名詞や語根について形容詞を作る接尾辞です。mortal では『死に関する、死ぬ性質を持つ』という意味を作ります。
mortalis : 死すべき、死に関する
英語の mortal は、ラテン語 mortalis に由来します。mortalis は mors(死)から派生した語で、『死ぬ運命にある』という意味を持っていました。
名詞 / 死ぬ運命、死亡率
人間が死ぬ性質や、ある集団での死亡の割合を表します。
形容詞 / 不死の、永遠の
mortal の明確な反対語としてよく使われます。
名詞 / 不死、永遠の命
死なない状態や、名声などが永遠に残ることを表します。
副詞 / 致命的に、死ぬほど
mortally wounded(致命傷を負って)のように使います。
mortuary(遺体安置所)や mortality(死亡率)にも mort が入っています。mortal は『死に関係する』から『死すべき』と覚えましょう。
mortal は『死ぬ』、immortal は im- が付いて『死なない』。反対語のペアで覚えると記憶に残りやすいです。
永遠に生きる神や不死者に対して、いつか死ぬ普通の人間を mortal とイメージすると分かりやすいです。
A young hero wanted to fight like a god, but his teacher stopped him. “Remember, you are mortal,” she said. The hero looked at his tired hands and understood. He trained carefully, protected his friends, and avoided foolish risks. In the end, his courage did not come from being immortal. It came from knowing that life was precious.
若い英雄は神のように戦いたいと思っていましたが、先生が止めました。『忘れないで、あなたは死すべき人間です』と彼女は言いました。英雄は疲れた手を見て理解しました。彼は慎重に訓練し、友人を守り、愚かな危険を避けました。最後には、彼の勇気は不死であることから来たのではありません。命が大切だと知っていることから来たのです。
意味、例文、使い方などで気づいた点があれば送れます。