まず覚える表現
with grace
優雅に、寛大に、落ち着いて
学習ポイント
まず覚える表現
with grace
優雅に、寛大に、落ち着いて
注意する形
誤 She has a grace movement.
She moves with grace.
『優雅に動く』は have a grace movement ではなく、move with grace が自然です。
覚え方
with grace で覚える
grace は『優雅さ』だけでなく『心の余裕』も表します。with grace を『優雅に・落ち着いて』として丸ごと覚えると使いやすいです。
動き・態度・形などが美しく、落ち着いていて品があること。人の動作、ダンス、文章、建物などにも使えます。
She moved across the stage with grace.
彼女は優雅にステージを横切った。
相手の失敗や弱さを責めすぎず、やさしく受け止める態度。forgive「許す」やkindness「親切」と近い場面で使われます。
He accepted the apology with grace.
彼はその謝罪を寛大に受け入れた。
キリスト教などの宗教的な文脈で、神から与えられる愛・助け・許しを表します。
They believed they were saved by God's grace.
彼らは神の恵みによって救われたと信じていた。
食事の前や後に、神に感謝して行う短い祈りを指します。say grace の形でよく使います。
The family said grace before dinner.
その家族は夕食の前に食前の祈りをした。
支払い・提出・期限などを少し遅らせても許される期間や余裕を表します。特に grace period「猶予期間」でよく使います。
The bill has a ten-day grace period.
その請求書には10日間の猶予期間がある。
人がある場所やイベントに来ることで、その場に価値や華やかさを加える、という丁寧または少し格式ばった表現です。
The mayor graced the ceremony with her presence.
市長が式典に出席し、場に華を添えた。
物や特徴が場所・表面・作品などを美しく見せることを表します。文章語で使われることが多いです。
Old paintings graced the walls of the hotel.
古い絵画がそのホテルの壁を美しく飾っていた。
The dancer showed great grace in every movement.
そのダンサーは一つ一つの動きにすばらしい優雅さを見せた。
Please give yourself some grace when you make mistakes.
間違いをしたときは、自分にも少し寛大になってください。
We held hands and said grace before the meal.
私たちは手をつないで、食事の前に祈りをささげた。
Customers have a five-day grace period after the due date.
顧客には支払期限後に5日間の猶予期間がある。
Several famous musicians graced the stage that night.
その夜、数人の有名な音楽家がステージに登場し、華を添えた。
grace は見た目や動きの美しさだけでなく、相手をやさしく許す心の余裕も表します。文脈で意味を判断しましょう。
契約、支払い、提出期限などでよく使われます。単なる free time ではなく、『期限を過ぎても罰を受けにくい許された期間』という意味です。
grace an event with one's presence は『出席して場に名誉や華を添える』という丁寧な言い方です。日常会話では come to や attend のほうが普通です。
誤: She has a grace movement.
正: She moves with grace.
『優雅に動く』は have a grace movement ではなく、move with grace が自然です。
誤: The company gave me a grace of ten days.
正: The company gave me a ten-day grace period.
期限の猶予は grace だけでなく grace period と言うのが一般的です。
誤: He graced to the party.
正: He graced the party with his presence.
動詞 grace は通常、目的語を直接取ります。『〜に出席して華を添える』は grace the party with one's presence の形が自然です。
優雅に、寛大に、落ち着いて
She handled the difficult question with grace.
彼女はその難しい質問に落ち着いて上品に対応した。
猶予期間
The loan includes a short grace period before payments begin.
そのローンには支払い開始前の短い猶予期間が含まれている。
食前または食後の祈りをする
My grandfather always says grace before lunch.
祖父は昼食の前にいつも祈りをささげる。
神の恵みによって
By the grace of God, they survived the storm.
神の恵みによって、彼らは嵐を生き延びた。
ステージに登場して華を添える
A young pianist graced the stage at the festival.
若いピアニストが祭典のステージに登場して華を添えた。
喜ばせる、好意、感謝
grace はラテン語の gratia「好意、感謝、魅力」に由来し、同じ語根から grateful や gratitude などが生まれています。
感謝している
受けた親切や助けに対してありがたく思う状態。
感謝
ありがたいと思う気持ち。
親切な、上品な
人の態度が思いやり深く、礼儀正しいこと。
gratia : 好意、感謝、魅力
Latin gratia が Old French grace を経て英語に入りました。もともと『好意』『感謝』『魅力』を表し、そこから『優雅さ』『神の恵み』『寛大さ』などの意味に広がりました。
形容詞 / 優雅な
動きや形が美しいことを表す形容詞。
副詞 / 優雅に、潔く
動作が美しい場合や、困難を落ち着いて受け入れる場合に使う。
形容詞 / 親切な、礼儀正しい、上品な
人の態度やふるまいについてよく使う。
副詞 / 親切に、快く
相手に対して丁寧で寛大に行動する様子。
形容詞 / 優雅でない、不器用な、失礼な
動きや態度に品がないことを表す。
grace は『優雅さ』だけでなく『心の余裕』も表します。with grace を『優雅に・落ち着いて』として丸ごと覚えると使いやすいです。
grace は Latin gratia 由来で、gratitude『感謝』と関係があります。『ありがたい好意』から『恵み・寛大さ』へ意味がつながります。
Mina was nervous before the school concert. When she began to dance, her steps were soft and full of grace. After the show, a friend forgot to bring flowers and felt sorry. Mina smiled and said, “It’s okay.” Her teacher said, “You showed grace on the stage and in your heart.”
ミナは学校のコンサートの前に緊張していました。踊り始めると、彼女の足取りはやわらかく、優雅さに満ちていました。公演後、友人が花を持ってくるのを忘れて申し訳なく思いました。ミナはほほえんで『大丈夫だよ』と言いました。先生は『あなたはステージでも心の中でもgraceを見せましたね』と言いました。
意味、例文、使い方などで気づいた点があれば送れます。