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動詞

carve

彫る、刻む、削って形を作る 木・石・氷などの硬い物をナイフや道具で削り、文字・模様・形を作ること。
肉を切り分ける 調理された肉を、食べやすい薄い切れ目や一人分に切ること。特にロースト肉や七面鳥などに使います。
努力して作り出す、切り開く 仕事・地位・道などを、努力して少しずつ作るという比喩的な意味。よく carve out の形で使います。

学習ポイント

まず覚える表現

carve wood

木を彫る

注意する形

He carved on a wooden bird.

He carved a wooden bird.

「木の鳥を彫った」と言うときは carve の目的語に作品を置きます。carve on は「表面を彫る作業をする」という意味では使えますが、この文では不自然です。

覚え方

ナイフで少しずつ形を出す

carve は「一気に切る」よりも、ナイフや道具で少しずつ削って形を出すイメージで覚えると分かりやすいです。

  • basic
  • craft
  • cooking
  • art
  • career
  • verb

意味

  • 彫る、刻む、削って形を作る

    動詞

    木・石・氷などの硬い物をナイフや道具で削り、文字・模様・形を作ること。

    The artist carved a small horse from a block of wood.

    その芸術家は木のかたまりから小さな馬を彫った。

  • 肉を切り分ける

    動詞

    調理された肉を、食べやすい薄い切れ目や一人分に切ること。特にロースト肉や七面鳥などに使います。

    My father carved the turkey at the holiday dinner.

    休日の夕食で父が七面鳥を切り分けた。

  • 努力して作り出す、切り開く

    動詞

    仕事・地位・道などを、努力して少しずつ作るという比喩的な意味。よく carve out の形で使います。

    She carved out a successful career in medicine.

    彼女は医学の分野で成功したキャリアを切り開いた。

  • 自然の力が削って形を作る

    動詞

    川・氷・風などが長い時間をかけて岩や土地を削り、谷や道のような形を作ること。

    The river carved a deep valley through the mountains.

    その川は山々を削って深い谷を作った。

例文

  • She used a sharp knife to carve flowers into the wooden box.

    彼女は鋭いナイフを使って木の箱に花を彫った。

    • 美術
    • basic
  • The chef carved the roast beef into thin slices.

    シェフはローストビーフを薄く切り分けた。

    • 食事
    • basic
  • After years of hard work, he carved out a place for himself in the film industry.

    何年もの努力の末、彼は映画業界で自分の居場所を切り開いた。

    • 仕事
    • intermediate
  • Wind and water slowly carved the soft rock into strange shapes.

    風と水がやわらかい岩を少しずつ削り、奇妙な形にした。

    • 自然
    • intermediate
  • Tom likes to carve small animals from pieces of soap.

    トムは石けんのかけらから小さな動物を彫るのが好きだ。

    • 趣味
    • basic

使い方

  • carve と cut の違い

    cut は「切る」という広い意味です。carve は、硬い物を削って形や模様を作るとき、または大きな肉を丁寧に切り分けるときに使います。

  • carve out は比喩表現

    carve out a career、carve out a niche、carve out a place のように使うと、「努力して地位・分野・居場所を作る」という意味になります。

  • 彫る場所を表す前置詞

    文字や模様を表面に彫る場合は carve A into B が自然です。例: carve a name into a desk。ただし、公共物に彫る行為は多くの場合マナー違反や違法です。

よくある間違い

  • 誤: He carved on a wooden bird.

    正: He carved a wooden bird.

    「木の鳥を彫った」と言うときは carve の目的語に作品を置きます。carve on は「表面を彫る作業をする」という意味では使えますが、この文では不自然です。

  • 誤: She carved her career in business.

    正: She carved out her career in business.

    比喩的に「キャリアを切り開く」と言うときは、多くの場合 carve out を使います。

  • 誤: Please carve the bread.

    正: Please slice the bread.

    パンを普通に切る場合は slice や cut が自然です。carve は肉を切り分ける場合や、硬い物を彫る場合によく使います。

コロケーション

  • carve wood

    木を彫る

    He learned to carve wood from his grandfather.

    彼は祖父から木を彫ることを学んだ。

  • carve a statue

    像を彫る

    The sculptor carved a statue from white marble.

    その彫刻家は白い大理石から像を彫った。

  • carve a turkey

    七面鳥を切り分ける

    Who is going to carve the turkey this year?

    今年は誰が七面鳥を切り分けるのですか。

  • carve out a niche

    独自の分野を切り開く

    The small company carved out a niche in eco-friendly furniture.

    その小さな会社は環境にやさしい家具の分野で独自の地位を切り開いた。

  • carve into stone

    石に刻む

    The names were carved into stone at the entrance.

    入口の石に名前が刻まれていた。

語源

Old English

ceorfan : 切る、刻む

carve は古英語の ceorfan に由来し、もともと「切る、刻む」という意味を持っていました。現在でも「削って形を作る」「肉を切り分ける」という意味にその中心が残っています。

語形変化

  • 原形: carve
  • 三人称単数: carves
  • 過去形: carved
  • 過去分詞: carved
  • 現在分詞: carving
  • carved

    形容詞 / 彫られた、刻まれた

    a carved wooden door のように名詞の前で使えます。

  • carving

    名詞 / 彫刻、彫ること

    wood carving は「木彫り」です。

  • carver

    名詞 / 彫る人、切り分ける人

    woodcarver は「木彫り職人」です。

覚え方

  • image

    ナイフで少しずつ形を出す

    carve は「一気に切る」よりも、ナイフや道具で少しずつ削って形を出すイメージで覚えると分かりやすいです。

  • phrase

    carve out = 切り開く

    道のない場所を削って道を作るイメージから、carve out a career は「キャリアを切り開く」と覚えられます。

ミニストーリー

Mia found a small piece of wood in her grandfather's shed. He showed her how to carve a simple bird with slow, careful cuts. At first, the wings looked rough, but she did not give up. By evening, the bird stood on the table, and Mia felt proud of what her hands had made.

ミアは祖父の物置で小さな木のかけらを見つけた。祖父は、ゆっくり丁寧に削って簡単な鳥を彫る方法を教えてくれた。最初、翼はでこぼこだったが、彼女はあきらめなかった。夕方には鳥がテーブルの上に立ち、ミアは自分の手で作ったものを誇らしく思った。