まず覚える表現
ascribe A to B
AをBに帰する、AをBのせい・おかげと考える
学習ポイント
まず覚える表現
ascribe A to B
AをBに帰する、AをBのせい・おかげと考える
注意する形
誤 Many people ascribe his success for luck.
Many people ascribe his success to luck.
ascribe は基本的に「ascribe A to B」の形を取ります。原因や相手を示す前置詞は for ではなく to です。
覚え方
scribe は「書く」
ascribe は語源的に「〜に書きつける」イメージです。原因や性質を、ある場所にラベルとして書いて貼ると考えると覚えやすいです。
出来事や状態の原因・理由が、ある人や物にあると考えて述べるときに使います。形はよく「ascribe A to B(AをBのせい・おかげと考える)」になります。
Researchers ascribe the rise in sea levels to climate change.
研究者たちは海面上昇の原因を気候変動に帰している。
ある性質・価値・考えなどが、人や物に属していると考えるときに使います。日本語では「〜を…に認める」「〜を…のものとする」と訳せます。
She ascribes great importance to honesty.
彼女は正直さを非常に重要だと考えている。
絵画・文章・発見などが、特定の人物や時代に属すると判断するときに使います。学術的・批評的な文脈でよく使われます。
The poem is often ascribed to an unknown medieval writer.
その詩はしばしば中世の無名の作家のものとされている。
Scientists ascribe the unusual weather pattern to changes in ocean temperatures.
科学者たちは、その異常な気象パターンの原因を海水温の変化に帰している。
The manager did not ascribe the mistake to one person.
マネージャーはそのミスを一人のせいにはしなかった。
Many people ascribe his success to hard work and patience.
多くの人は彼の成功を努力と忍耐のおかげだと考えている。
Experts now ascribe the painting to a student of the famous artist.
専門家たちは現在、その絵をその有名な画家の弟子の作品だとしている。
Our school ascribes a high value to curiosity and independent thinking.
私たちの学校は好奇心と自立した思考を高く評価している。
ascribe は多くの場合「ascribe A to B」の形で使い、「AをBに帰する」「AをBのものと考える」という意味になります。to の代わりに for を使わないのがポイントです。
日常会話では attribute A to B のほうがよく使われます。ascribe は研究、評論、ニュース、論文などの少し硬い文で自然です。
ascribe は「責める」だけでなく、「成功を努力のおかげと考える」のように良い原因にも使えます。
誤: Many people ascribe his success for luck.
正: Many people ascribe his success to luck.
ascribe は基本的に「ascribe A to B」の形を取ります。原因や相手を示す前置詞は for ではなく to です。
誤: She ascribed to honesty great importance.
正: She ascribed great importance to honesty.
目的語 A を先に置き、そのあとに to B を置くのが自然です。
誤: The delay was ascribed by bad weather.
正: The delay was ascribed to bad weather.
受け身でも原因を示す前置詞は to を使います。
AをBに帰する、AをBのせい・おかげと考える
They ascribed the team's victory to careful preparation.
彼らはチームの勝利を入念な準備のおかげだと考えた。
〜を重要だと考える
The company ascribes great importance to customer trust.
その会社は顧客の信頼を非常に重視している。
〜に帰される、〜の作だとされる
The error was ascribed to a software update.
そのエラーはソフトウェアの更新が原因だとされた。
責任を〜にあるとする
It is unfair to ascribe all the blame to the new employee.
すべての責任をその新人社員に帰するのは不公平だ。
書く
ascribe はラテン語の scribere(書く)に由来する語と関係があります。もともとは「書き加える、割り当てて書く」という発想から、「原因や性質を〜に帰する」という意味になりました。
描写する、説明する
de- と scribere に由来し、言葉で書くように説明するイメージです。
刻む、記す
in- と scribere に由来し、文字を中に書き込む・刻むという意味です。
台本、文字
書かれたものという意味から、台本や文字体系を表します。
ascribe は語源的には「〜へ書きつける」という考えから、「ある原因・性質・作品を誰かや何かに割り当てる」という意味になりました。
〜へ、〜に
ascribe の a- はラテン語の ad-(〜へ、〜に)が変化した形です。後ろの s に合わせて形が変わっています。
ascribere : 書き加える、割り当てる
Latin の ad-(〜へ)と scribere(書く)からできた ascribere がもとです。英語では、何かを人・物・原因に『割り当てる』という意味で使われるようになりました。
動詞 / ascribe の三人称単数現在形
He ascribes the problem to poor planning. のように使います。
動詞 / ascribe の過去形・過去分詞形
The discovery was ascribed to her team. のように受け身でもよく使われます。
動詞 / ascribe の現在分詞・動名詞形
原因を何かに帰している動作を表します。
名詞 / 帰属、原因を〜に帰すること
やや専門的・学術的な名詞です。
形容詞 / 〜に帰することができる
be ascribable to ... の形で使われます。
ascribe は語源的に「〜に書きつける」イメージです。原因や性質を、ある場所にラベルとして書いて貼ると考えると覚えやすいです。
単語だけでなく「ascribe A to B(AをBに帰する)」という形で覚えると、前置詞 to を間違えにくくなります。
After the project failed, some team members wanted to ascribe the problem to one small mistake. Mina disagreed. She looked at the schedule, the budget, and the communication records. In the end, the team ascribed the failure to several causes, not to one person. They learned from it and planned better next time.
プロジェクトが失敗したあと、チームの何人かはその問題を一つの小さなミスのせいにしようとしました。ミナは反対しました。彼女は予定、予算、連絡の記録を確認しました。最終的に、チームは失敗の原因を一人ではなく複数の要因に帰しました。彼らはそこから学び、次はよりよく計画しました。
意味、例文、使い方などで気づいた点があれば送れます。